夜の果てへの旅

僕の夜の果てへの旅の記し

2018-01-01から1年間の記事一覧

私たちがやりたいこと

やりたいことがない 当たり前。水と食料と安全な寝床が確保できる日本で、やりたいことを探すのは実は相当苦労する。最低限生きていくにはバイトでもいいし、田舎なら家賃だってそんなにかからない。しかし、私たちは当たり前のように社会からいつもこう呼び…

自分探しの旅、してきます

自己分析と自分探し 毎年肌寒くなってくると、就活を控える学生たちが必死に自己分析に努めているのを耳にする。自己分析とは、今まさに社会へ足を踏み入れるために、誰しもが行うイニシエーションである。自分はどういった人間で、どのような職業があってい…

文学好きのための映画の中の文学

「間テクスト性」という言葉がある。これは文学批評理論などで使われる専門用語だが、簡単に言ってしまえば、「どんな作品も少なからず他の作品に影響を受けている」ということを意味している用語だ。ここで言うテクストというのは文学に限らず、映画など他…

Oasisのパクリ曲!?とこれから

90年代のイギリスを代表するロックバンドを1つ上げるとすれば、僕は間違いなくOasisを挙げる。60年代をThe Beatlesの時代とすれば、90年代はOasisの時代とも言える(もちろんblurやThe Verveなどモンスター級のロックバンドもいた)。 Oasisと言えばその中…

はじままして、夜の果てへの旅人です

フランスの二十世紀を代表する作家の一人に、ルイ=フェルディナン・セリーヌという人物がいる。僕のハテナブログでのニックネーム「夜の果てへの旅人」は、彼の代表作『夜の果てへの旅』から拝借したものである。僕はこの本を大学一年生の時に読み、その読書…